会報41-4 シイタケ栽培に挑戦

森づくり分科会 中村 浩 [平成26年(2014)05月31日発行会報第41号から]

昨年の 12 月にコナラの木を伐採し、3月にシイタケ菌の接種を行った。順調に行けば、来年の秋にはシイタケの収穫が期待できる。

なぜ、シイタケ栽培なのか? 昔は里山を人が利用することで雑木林が整備され生き物の多様性が図られてきた。今では憩いの場としての利用が主体であるため、人為的に整備しなければこの環境は維持されない。シイタケ栽培を継続することで、毎年木(コナラ、クヌギ類)を伐採する。その切り株から新しい芽が出て木々の若返りを図ることができる。そのうえ、ご褒美として秋と春にシイタケの収穫が期待できる。収穫したシイタケの一部は、毎年 11 月開催の“植樹祭&収穫祭”に出品でできればと思っています。

<シイタケ栽培プログラム>

  • 11・12 月:原木(コナラ・クヌギなど)の伐採・乾燥
  • 2・3月:玉切り・植菌・仮伏せ
  • 5月:本伏せ
  • 7~9月:栽培場所等の整備
  • 秋・春:収穫(2夏経過後の秋から)

自分で栽培したい方・シイタケを食べたい方、森の会で一緒に活動してみませんか。