副会長 中谷 一郎 [平成24年(2014)09月30日発行会報第42号から]
今年の夏も地球温暖化や異常気象の影響か、台風 11 号とその後の豪雨により広島を初め日本中で多大な被害が出ました。麻生多摩美の森でも樹木が倒れ、多摩美公園でも桜の大木が倒れましたが、広場の栗は無事収穫となり、畑の里芋は順調に生育しています。
本紙 41 号の冒頭で紹介されていますが、7月1日、川崎市制 90 周年記念式典において功労賞、「市民生活を支援する継続的な活動」で表彰され(緑に関する団体は5団体)、間野会長が出席しました。
この継続性を大切に、秋から冬にかけて以下のような盛り沢山な行事に取り組んでいきたいと思います。
1.多摩美プレーパークの会への協力
10 月 18 日(土)、12 月 20 日(土)、子供たちが森で自由に伸び伸びと遊ぶ。
2.西生田小学校5年生「森で環境学習」
10 月 15 日(水)、16 日(木)各日午前中、サポート各日 10 人程度の予定。
<学習内容>
①暮らしに役立つ植物たち
里山の草木がどれほど私たちの生活に活かされているかを、自然観察指導員の高橋英さん、佐藤登喜子さんおよび会員のガイドで巡回して学びます。
② 樹木の二酸化炭素吸着量の測定
森・緑が環境の改善にどのように役立っているかを、樹木の幹回りを測定し、その値から算出することを通じて学習します。
3.あさお里山こどもクラブ(里山フォーラム in 麻生)
10 月 26 日(日)「木の実・草の実 不思議だね」、11 月 30 日(日)「冬の里山で五感を使う」への協力。
4.第 14 回植樹祭&収穫祭
11 月 16 日(日)。今年度は当会と多摩美みどりの会および川崎・多摩美の山トラストの会の3団体共催で実施します。
テーマは「森にひびけ みんなの元気」。行事内容は、記念植樹に続き、ケン玉遊び、地元の子供たちの多摩美太鼓、会員のアルプホルン演奏、そして畑で採れた里芋の豚汁・茹で芋、フランクフルトソーセージづくり、マシュマロ焼きなどで、世代を結んで元気に交流し楽しみます。
5.西生田小学校3年生「秋の森の観察会」
11 月 19 日(水)予定。
森を知ろう・種の旅立ち・ビンゴゲーム。
6.「花と緑の交流会」 於多摩市民館
11 月 30 日(日) パネル展示出展。
7.カリタス女子中学生 緑地保全ボランティァへの協力
川崎市公園緑地協会主催
12 月 17 日(水)150 人参加予定。麻生区市民健康の森と多摩美ふれあいの森周辺。
8.西生田小3年生「冬の森の観察会」
2月 19 日(木) 樹木の冬芽の観察。
以上、皆さんぜひご参加ください。