実行委員長 間野 洋 [平成26年(2014)01月31日発行会報第40号から]
植樹祭&収穫祭は、例年当会と多摩美みどりの会の共催で開催してきましたが、諸般の事情で今回は当会主催、川崎・多摩美の山ト ラストの会後援、多摩美みどりの会協賛という形で開催されました。また、トラストの会 主催の「森の展覧会」(11 月 17 日~23 日) も同時に開催されました。(詳細は3頁)
当会はここ数年、里山風の自然豊かな森づ くりともに地域との交流に重点をおいて活動してきましたので、今回のイベントのコン セプトを「森でうれしい人と地域との出会い」、またキャッチフレーズを「森のごちそうと音楽で祝おう」としました。
11 月 17 日当日は風もなく快晴の天候で、 例年になく出足好調、最終的には256名の参加者を数え、今までの最高を記録し盛大に行 なわれました。近隣町会からは山本多摩美町会長、川戸若葉町会長、松沢前若葉町会長の出席をいただきました。
開会行事終了後、子供たちと父母の皆さんを4班に編成し、まず「暮らしに役立つ植物たち」を観察しました。樹種は中央広場にあ るコナラ、クヌギ、エノキ、ホオノキ、マユ ミ、チャ、クロモジ、ミツマタの8種類。昔から里山の植物が人間の生活に密接に関係し、活かされてきていたことを再認識できました。次に記念植樹はアジサイ3本、オオム ラサキツツジ1本を4箇所に植樹し、樹名名札に植樹者の名前を記入し終了しました。
続いて収穫祭・交流会では多田麻生区長より祝辞、乾杯の音頭をいただき交流会がスタ ート。当森の畑で採れた里芋がメインの豚汁、 茹で里芋(柚子味噌付き 写真左)、子どもたちには別にフランクフルト焼きとマシュマロ焼きなど、秋の味覚を楽しみながら地域の皆さんとの楽しい交流会となりました。
続いて森の音楽会は日本女子大生6名に よるフォルクローレ。「コンドルは飛んで行く」など南米音楽を楽しみました(写真右)。 後片付け終了後、招待者・関係者40名以上の参加で懇親会を開催。大いに交流できました。
最後に、このイベントの企画から実施を担当された実行委員の皆さん、および料理作りに多くの皆さんの御協力をいただきました。 お陰で盛大な植樹祭&収穫祭が開催でき、ここに改めて感謝を申し上げます。