会報05-3 小学校の総合的な学習の教材準備

副会長 長澤 宗幸 [平成16年(2004)06月30日発行会報第5号から]

私たちの活動の中に「畑管理分科会」があり、森の一部を開墾し各種作物の栽培をしています。森の畑より収穫された作物は、小学校の「総合的な学習」の教材としても活用されます。

<麦の栽培と収穫>

*昨年に種まきをした「大麦」と「小麦」は、6月初めに刈り取りとなりました。

昨年の秋、四つ目や三つ目のくわを使って畑を起こし、うねを作って麦畑の準備をしました。11 月には別途調達した大麦と小麦の種をまきました。発芽は順調で、麦踏みも行い、下草取りも2回行い、良好な栽培管理のもと、昨年同様の豊作が期待されました。

5月の下旬から6月にかけて天気を見ながら刈り取りし、はさ掛け天日乾燥し、千歯こぎで穂をはずし、木づち等で叩き脱穀しました。最後は17日に小麦の脱穀収穫となりましたが、収量は大麦・小麦それぞれ 20Kg でした。

<学習教材として活用>

本年も、小学校より「麦」を使つての学習を要請されるものと期持しています。

★ 金程小学校の予定

1回目 5/28 実施済 3年生 65 名、多摩美の森で学習、会員7名で対応

2回目 6月中下旬 多摩美の森で

3回目 10 月下旬 金程小校舎内で

★ 西生田小学校の予定

10 月中旬 1 日目 多摩美の森で

2 日目 西生田小校舎で

会員の皆さん、私たちで栽培・収穫した収穫物を活用し、森の恵みや自然のしくみなど若い世代に伝えていこうではありませんか。今回も宜しくお願い致します。