会報21-3 藤棚 待ちに待った花をつけま した!

文:伊丹 伸行  写真:渡辺 昭治 [平成20年(2008)06月30日発行会報第21号から]

多摩美の森の象徴的存在である藤に待望の花が咲きました。

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5 月の連休には、2本の藤それぞれに200近くの見事な花房が下がり、下で憩う人たちの目を楽しませてくれました。この藤は早野聖地公園から切り出された檜を、会員の手で組み上げて作った藤棚に、4年前に植えられたものです。早く蔓が棚全体を覆い、花房をつけることが待ち望まれていましたが、以来四年が経ち、ようやくその願いが叶えられました。

今年中には蔓が棚全体を覆い、涼しい樹陰をつくってくれるとともに、来年は一層多くの花房をつけ、公園の春の名物となることでしょう。