副会長 中谷 一郎[平成29年(2017)05月31日発行会報第50号から]
冬の森の観察会
平成29年2月6日(月)、全4クラス、137名と先生、会員9名で実施されました。まず、自然観察指導員 高橋英さんが、葉がある木と葉
が落ちてない樹木がある事を説明しました。
草本(やまゆりの球根等)、樹木(シラカシ、コナラ、クヌギ)3種類に草本2ヶ所、樹木2ヶ所に各々指導員が付き説明、児童は4クラスに分かれて巡回。1年生草本は種で命をつなぐ(ツユクサ、エノコログサ等)、2年生草本は前年の秋に芽を出し小さな姿で冬を越す(オオイヌフグリ、ハコベ、ナズナ等)、多年生草本は一見地上に出ている部分は枯れている様に見えますが、土の中で茎や根は生きており春に新しい芽を出す(やまゆり等)、地面にロゼッタ状に張付いた(オオバコ、タンポポ、ハルジオン等)も観察しました。藤棚テーブルには写真や実物を置き、そこでも熱心に質問していました。
里山フォーラム in 麻生の報告
2017年2月25日(土)に麻生市民館で開催された。今年から各団体からなる委員会を発足させ新しい発想を盛り込んだフォーラムで約220名の参加となりました。
午前は子供達の発表。「私達が地域の自然で学んだこと」をテーマに、金程小、岡上小、西生田小、東柿生小、各校とも素晴らしい発表でした。特に西生田小の「私達の多摩美の森」は四季の観察が良くされており、感心しました。
午後は写真展の表彰式後、若い女性中心のパネルセッション「麻生の自然を楽しみ、育つ」は次世代への継続にヒントとなるものでした。
その他ワークショップ&交流タイムが今回新しく入りました。最後にパネル展示31団体による1分トークリレーが行われ、当会も展示パネルの前で、麻生多摩美の森の会の活動報告・紹介を致しました。