会報46-4 ヤマユリ球根の植付け シイタケの収穫始まる

[平成28年(2016)01月31日発行会報第46号から]

ヤマユリ球根の植付け 間野 洋

yamayuri46当会がヤマユリの植栽を始めたのは平成14年12月で、北斜面・西斜面に各5個ずつ球根を植えましたが、残念ながら1株も育ちませんでした。次が平成20 年、4ヶ所に植え付け、育ったのは現在の「ヤマユリ園」と南東斜面の平坦地です

平成24年、麻生区政30 周年記念の際、麻生区の花「ヤマユリ」、木「禅師丸柿」が指定され、翌年、幹事会でヤマユリを少しずつ増して行くことが決まりました。

26年10 月、麻生ヤマユリ植栽普及会のご協力(無料で球根10 個配布)と購入を含めて25 個を上記の2ヶ所に植栽。日当たりを妨げる枝を多少伐採したものの生育は不十分でしたが、全部で約30 株花をつけました。

今年度は、10 球購入。南東斜面平坦地に5個、下の畑の篠竹の斜面に5個植えました。

ヤマユリの植栽は難しく、今後、適地を見つけて、植生を広げていこうと考えています。

シイタケの収穫始まる 中村 浩

平成26 年1月にコナラ1本を伐採し、4月に菌の駒打ちを行い、ホダ木30 本を伏せた。

説明書によれば、植菌から2夏経過後、または2年後から収穫ができると書いてある。27 年秋には2夏が過ぎたことになるが、1年半しか経っていない。10 月中旬にホダ木を見たがシイタケが出てくる徴候はなく、やはり2年後の28 年3月以降に出てくるものと思っていたところ、11 月3日に見に行くと直径20cm程のシイタケが30 個ほど出ていた。その後は、毎週10~30 個ほど収穫できた。

収穫したシイタケは、11 月15 日の植樹祭&収穫祭の中止を知らずに来られた方々にホイル焼きや豚汁の具材として振舞った。肉厚でおいしく好評であった。

多摩美の森の活動に参加され、自分で育てた里山の恵みを分かち合う方が一人でも増えることを期待しています。