副会長 平林 謙三 [平成19年(2007)6月30日発行会報第17号から]
前号でお知らせした管理棟が完成しました。黒みを帯びた外壁のなかなかしゃれた建物です。私たちはこれを「多摩美の森の家(略称森の家)」と呼ぶことにしました。
森の家には12畳ほどの管理室と畳ほどの倉庫があります。管理室には机・椅子を備えて会議ができ、戸棚を設置して資料の整理などが出来るようになりました。
ここでの会議は、窓から見える外の景色も緑が多く、なかなか快適です。資料は、「多摩美の森」の生い立ちやこれまでの主な活動が分かるようなものをそろえたいと思っております。
倉庫の床面積はこれまであった2つの物置と変わりませんが、一つにまとまった分使いやすく、会員の工夫が加わった棚を利用して、道具類の収納もすっきりできました。
トイレは近くに下水管がないので循環 式トイレになりましたが、これまでに馴染みのない新しい循環式なので、当面は鍵をかけ、管理する人が居るときだけ使えるよ うにしております。
私たちはこれからも色々と工夫を加えて使いやすい森の家にしていきたいと考えて おります。そして会員だけではなく近隣の方々にも利用していただきたいと考えてお ります。そのために森の家運営委員会を設 けることにしました。ここで使用実績を検 討し、適切な使い方を考えていきたいと思 っています。当面は使用者から若干の利用 料をいただくことにしました。
森の家の利用方法、行事等についてご意見があれば、ぜひ幹事までお申し出下さい。 なおこの森の家は、北部公園事務所に所 属する川崎市の施設です。これを市の許可 を得て麻生多摩美の森の会が運営・管理するわけです。したがって実際の運営・管理 は北部公園事務所と密接な連絡をとり、その了解を得て行うことになります。
※多摩美の森の家の利用規定等は「麻生多摩美の森の会会則ほか」をご覧ください。