会報12-3 竹炭焼き奮戦記

間野 洋 [平成18年(2006)6月30日発行会報第12号から]

今年の竹炭焼きは、去年の失敗の原因を踏まえ、次の3点を改善する事によりスタートした。

① 積雪時の実施は避ける。
② 火が全体に回らず生焼けの原因になった籾殻を使用しない。
③ 焼く時間を十分とる。(昨年は酒宴開始をあせり、早めに切り上げたのではとの声あり)

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初日の炭焼作業、右上は木酢液回収煙突

実施日を昨年より1ケ月早くし、1月15日 40本の竹の切り出し。1月25日 竹の切りそろえ、ドラム缶の点検、設置等の準備を行う。

2月4日 当日、9時集合。うす曇り、風強く底冷えがする。細心の注意を払い準備完了後、10時50分、勝田会長の火入れ式で炭焼き開始。火力に多少問題があるが順調に進む。14時過ぎ『こもれびの会』の幹事2名来場。煙の色、煙突の温度などの指導を受ける。16時火止め、密封のため土盛り。あとは日が暮れるまで酒談となる。

2月5日 10時集合。10時40分窯だし。11時、麻生消防署よりお二人見回りに来場、無事終了を報告。結果は窯の下部に多少の生焼けがあったが、まあまあの出来で収穫祭には出品可能となった。

窯内の熱のまわりを良くするため、煙突の位置の改良が次回の課題。最後に現地で作った団子汁で酒宴、炭焼き完了を祝った。