間野 洋[平成29年(2017)05月31日発行会報第50号から]
ボランティア活動を含め、物事を進めるに当って「楕円の理論(効果)」と言うものがある。楕円形のように二つの中心があって、その二つの核が均衡を保ちつつ緊張した関係にある場合、その団体は立派なものと言える。また、楕円は複数個あっても良く一個一個個別に対応すれば良い。
この楕円の理論を「市民健康の森」に当てはめてみると、市民健康の森には三つの基本理念があり、加えて会員の健康の森に対する意識の向上が必要であり、少なくとも四つの核があると言える。(二つの楕円となる。)設立前の準備段階では、各区が持つ核は、四つ以上あったと推定されます。
これを当会の会長選出問題に当てはめると、初代会長については、「市民健康の森検討委員会」時代より、すべての条件が整っており、会員全てが異存なく会長選出を決定出来たと思われ、準備期間を含め10年以上の運営が出来たと考えます。
2・3代目については、色々問題もあり、選出にも時間がかかりました。この原因は、会員数の半減と会員の意識の問題が大半をを占めていると考えられます。
今後の問題にについては、新役員が決定されると思いますが、是非この「楕円の理論」を参考にされて、会長に過度の負担をかけずに会員全員でバックアップ出来る体制を作って戴きたいと思います。
勝手なことを述べましたが、会長退任に当り8年間も微力な小生にご指導、ご支援を戴いた行政関係先、近隣の多摩美7町会の皆様に改めて御礼を申し上げ、加えて会員の皆様のご協力に感謝いたします。
今後とも新体制の下で、広報担当幹事としてだけでなく、当会の運営には出来る限りの事をさせて戴く所存です。