Web かわさき会員 海口 平太郎 [平成28年(2016)09月30日発行会報第48号から]
リニューアルに当たって本文内のリンク先を変更しています[令和5年(2023)10月吉日]
麻生多摩美の森の会ホームページ(以下、HP)の開設おめでとうございます。
長年の課題だったHP作成の支援に偶然関わりましたが、貴重な体験をさせていただいております。また、麻生市民交流館やまゆりの「サーバ ー提供」と Webかわさきの「2016 年度ホームペー ジ作成工房」を利用していただき、あわせて御礼申し上げます。
この「サーバー提供と作成工房」は 2011 年度から開始され、現在、31 の市民団体が利用しています。このしくみの特徴は、サーバーにHPのソ フトウェアがあり、ブラウザ上の管理画面で編集作成できるところです。現在、2003 年に米国で無償のオープンソースとして公開されたワードプレス(WordPress)を活用しています。
HPを開設するにはHTMLなどの専門知識が必要でしたが、このソフトウェアはその知識やスキルがなくてもワードなどを使い慣れている方なら、入力の基本的なコツさえつかめばスムー ズにHPを作成運営することが可能です。また、 ソフトウェアがサーバーにあるので、インターネ ットが利用できれば、複数の人がいつでもどこからでも管理画面にログインして編集できます。
さて、今回の作成支援にあたり、「葉をみて、 枝をみて、木をみて、林をみて、森をみる」ことができる構成を考えてみました。
2003 年6月創刊の「麻生多摩美の森だより(会報)」と 2013 年3月発行の「10 周年記念誌」の紙面印刷用のPDFを間野会長から提供いただき、 この時、10 余年に及ぶ貴重な活動記録が、HPに入力編集転換しやすい状態であることを確認できました。
そこで、各単体記事(葉)と各会報号(枝)と各年度活動内容(木)と10周年記念誌(林)を縦横に編んだウェブサイト(森)の構成が思い浮かびました。麻生区役所の「麻生区市民健康の森」HPには広報紙「麻生多摩美の森だより」の PDFが提供されていましたが、この情報をさらに解きほぐして分類しHTML化すれば、多様にリンクを貼り巡らすことができるだろうというねらいです。
第 47 号までの単体記事は 297 件ほどで、画像 も一号あたり4枚前後ありますので、テキストと画像を分解するのも入力の初心者には相当の負担になると思えました。
そこで、通常の「ホーム ページ作成工房」では基本構造の作成支援だけで 、団体のコンテンツ入力支援は行わないのですが、 せっかくの貴重な活動記録を活かすために一気呵成に内容の入力支援まで踏み込んだ次第です。
HPの基本構造はしっかりしたものになっていると思います。あとは「ゆっくり急げ」で更新し続けていただければ幸甚です。