会報35-2 若い仲間が入会! 新会員からのメッセージ

[平成24年(2012)05月31日発行会報第35号から]

私のボランティア 狩野 雅士

僕は人が好きです。誰かの役に立つことが好きです。

子供のころは両親に、大人になった今は友人や僕の子供たちに自分ができるいろいろなことをしてきました。

子供たちのうれしそうな顔を見ていると、僕も幸せな気持ちになりました。友人たちからも「ありがとう」と言ってもらえると、うれしくなりました。

今までは家族や友人たちの役に立つことが、僕のできるすべてだと感じていましたが、東日本で起きた大震災を受けて、自分はこれでいいのかと自問自答していました。
テレビのニュースなどでボランティアの活動の様子などを見ていて、自分にも何かできるのではないかと考えるようになりました。

ボランティアは僕にとっても大変勉強になることと思い、麻生多摩美の森の会に入会することにしました。もっとたくさんの人びとを幸せにできるようにがんばりたいと思います。それによって、僕自身も成長できるのではないかと感じています。子供たちも、ボランティアについて興味をもってくれるといいなと思います。

そして、人の役に立つということのすばらしさを伝えていきたいと思います。子供たちにもそんな大人になって欲しいと願います。

大学の学びにも活かしたい 田中 駿

昨年の9月から活動に参加させていただき、10 月から会員になった田中駿です。

私はこの4月から大学で政治を学んでいます。政治は国や各地方自治体の方向性を決める大切なことです。それを学ぶにあたって、理論や考えだけを知っていても仕方
がない、まずは自分の住んでいる街のことを知ってこそ学ぶことが生きてくるのではないか?と思い、このボランティアに参加しました。

この8カ月間の作業では里芋の収穫や、木の伐採、篠竹林の蔦の除去など、初めてやることばかりでとても大変でした。しかしそれらのことは自分にとってとても新鮮で、やりがいのあるものです。そして今まで接したことのない世代の方々や収穫祭に来てくださった方々の貴重な意見や感想を聞くことができて、ボランティアに対しての意欲がわきました。

これからは大学の講義などで参加することが不規則になってしまうと思いますが、精力的に参加していきたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。