東京大学農学部緑地創成学研究室 土屋一彬 [平成22年(2010)12月31日発行会報第31号から]
先日、調査のために訪問させていただきました土屋と申します。短い時間ではございましたが、秋の陽気のもと、多摩美の森を満喫させていただきました。
私の研究テーマは、「里山保全における行政、所有者、市民それぞれの役割」です。
私の現在進めている研究では、おおむね 10年以上活動を続けられてきた市民団体の多くで、新規参加者が集まらず、活動が縮小されつつあることが明らかになりました。こうした問題の解決は容易ではありませんが、絶えず新しい活動にチャレンジし、さらに市民を巻き込んでいくことが重要ではないかと感じています。
これからの多摩美の森の会のさらなる発展を、期待しています!