会報28-4 海の子・川の子・山の子交流会 開催

里山フォーラム事務局長 石井よし子 [平成22年(2010)03月30日発行会報第28号から]

img1032川崎にもつい 30 年、40 年前までは、人々の暮らしと共にあった身近な里海・里川・里地・里山の文化と自然がありました。今、懐かしい未来として人々の努力により自然の再生・見直しの機運がようやく芽生え始めています。

昨年 11月 21日(土)~ 22日(日)にかけて、そんな未来を託された川埼の海の子・川の子・山の子が黒川青少年野外活動センターに集まり、交流や体験発表を行いました。

海の子は東門前小学校生 10 人と先生方、大師干潟館の佐川さん、川の子はとどろき水辺の学校で活動している中原区内各小学校生9人と事務局の鈴木眞智子さんや千葉大の学生、山の子はくじらの森(向原緑地)のある金程小学校からの5人と保護者の方、農の風景が息づく岡上小学校からは、児童2名と先生方が参加しました。(皆さんの協力を得て総勢 83 名)

プログラムは多摩丘陵のまち、麻生ならではの体験をたくさんしていただこうと盛り沢山でしたが、お天気に恵まれ、古沢の谷戸の畑の収穫や黒川の里地・里山散策ができて何よりでした。

市民健康の森の長澤副会長は、地球環境体験学習「葉っぱで吸収二酸化炭素」、小座間さんはワラ縄ないなどの指導をされました。