会報27-5 「森の家」に、丸石の風情

[平成21年(2009)12月31日発行会報第27号から]

img1015森の家の壁は雨で泥跳化粧をする。防止のために砕石を敷いた。それが四散するので、防護壁にと石を並べた。石工のセンスはなく、中谷画伯の支援を受けた。腕の痺れをかばう手抜きで、コンクリート棒も使ったことに忸怩たる思いが残った。石は星霜を重ねて自然と鎮座するが、人工物は劣化と老醜を増すのみなので。石も若干残ったので、次は多摩美城の石垣でも・・・と思案している。 (大塚伊四郎記 )