[平成15年(2003)06月30日発行会報第01号から]
前・市民健康の森担当 大谷 雄二
平成12年5月、市民健康の森事業との関わりが始まりました。以来、約3年、市民の皆さんと共に、健康の森を育ててきたことは、自分にとって大変自信となりました。私は、推進委員会時代から参加させていただきましたが、委員会を進めている中で、実際に竹薮の伐採を行ったことなどは、良き思い出となっております。今回は異動で、健康の森事業を離れることになりました。そこで、これからの活動にあたって感じることをしたためさせていただきます。
活動は、本来楽しいものでなければ、永続きしません。学校との連携を大切にしてください。金程小学校の生徒さんが取り付けた巣箱に小鳥が営巣していると嬉しいですね。また、学校に出向いてのムギの学習も良かったと思います。学校との連携方策を更に考えて、環境学習のフィールドとして健康の森が活用されれば、皆さんの活動の励みにもなるのではないでしょうか。
夏は、草との闘いだったことを思い出します。草刈りだけだと飽きちゃいますよね。時間を区切って、野鳥観察や草花観察などを取り入れたらいかがでしょうか。また、植樹祭で植えた樹木の観察記録(幹周りや樹高を計る)をとっておくと役に立つかもしれません。
最後に、やはり大切なことは、活動が終わった後、「やったね! きれいになったね!」とみんなが満足感を持てることだと思います。参加人数に見合った活動を無理せず行うことが、永続きさせる秘訣かもしれません。仕事は離れましたが、遊びにまいります。その時は、よろしくお願いします。