会報30-4 多摩美の森の小鳥

 中村 浩 [平成22年(2010)09月30日発行会報第30号から]

多摩美の森および周辺の森では、多くの小鳥を見かけることができます。

一年中見られる小鳥は、コゲラ(小型のキツツキ)・ウグイス・四十雀・メジロ・ヒヨドリ・ムクドリ・キジバト・コジュケイ・画眉鳥(特定外来生物)など。また、夏場には、ホトトギス・クロジなど、冬場には、アオジ・ホウジロ・シメ・ヤマガラ・エナガ・ジョウビタキなどを見ることができます。

小鳥が多くいるということは、小鳥の住める良い環境であるということ。じゅうぶんな餌があり、翼を休め・姿を隠す木々があるということです。一口に小鳥の餌と言っても、木の実、幼虫・成虫、新芽、地上採食など小鳥によってまちまちです。動植物の多様性があってこそ小鳥たちも生息できます。

秋になり木の葉が落ちると、小鳥を見つけやすくなります。そんな多摩美の森で日向ぼっこをしながらバードウォッチングをしてみませんか。